日比谷花壇のリバティプリントプリザーブドアレンジメント「アーデン」
シニアデザイナーがデザインした「アーデン」を自ら目の前で作成してくれました!大きなバラのプリザーブドがとっても印象的。アレンジメントってこうやってる作るんですね〜。
用意したのはこの商品の特徴であるリバティ柄の生地を予め貼った花器に
メインのバラのプリザーブド、ゴールドのリーフピック
松の実、少し白く塗装して優しい印象にしたものを使用、
ヒバに少しパウダーをつけたもの、
野バラの実をシャンパンゴールド色に塗装したものを使って行きます。
まずはバラに大胆にも2本のワイヤーを十字に通してきます。
クロスメソッドと言うそうです。
刺さった状態。結構花の高い位置に刺すのですね。
メインの大輪のバラはまずガクを外し
大胆にも一枚一枚花弁を剥がします
大きいものは大きい花弁どうし、中くらいの花弁は同じ大きさの花弁同士に重ねていきます。
中心部はとっておいて、外した花弁の下部分を少しカット
残した花弁にクロスメソッドを施し、グルーガン(熱せられた接着剤のような樹脂)をぐるっとつけます
一枚一枚貼っていきます
3枚貼ったところ。
こうして剥がしてはり直すことによって、大輪のバラを作る事が出来るんだそうです。ウェディングのブーケも同じような感じで剥がして貼って作るそう。
貼るときのポイントは等辺三角形になるように花弁を配置する事
それとグルー(接着剤)が結構糸を引くので、残らないようにするのが大事だそうです。
こうして大輪が完成します。
全てのバラをクロスメソッドや大輪に仕立てた後、花器をグルーで固定
配送する際の揺れや衝撃で崩れるのを防ぎます。
ここからいよいよ花器に刺していきます。準備までが結構時間かかるのですね・・・
このアレンジメントは三方見(壁側に配置し横や前から見て楽しむ見え方)なので、前方側に見栄えがいい花器の位置を持ってきます。
一番最初に一番メインになる大輪を刺し、
2つめの大輪も上の位置に刺します。
リーフピックやその他のバラをサイドに刺し、グルーで固定
途中経過。もう十分アレンジメントらしくなってきました。
この段階で中心部の手が届きにくそうなところにヒバを直接ピンセットで刺していきます
すでに完成系のような美しさ。
さらにヒバを刺していき、
松ぼっくりをアクセントに。
上と下に刺します。
ほぼ完成系に近い!
最後にうすピンクのバラや野バラの実を刺して
完成です!ステキ!
それまで商品としてしか目に映らなかったものが、こうして目の当たりに見せていただいて、「そうか、フラワーアレンジメントって人の手で作られているんだ!」と肝心な部分に気づかされた思いがしました。
ひとつひとつ、プロのスペシャリストが見本通りに同じように作っていく、これだけの手がかかってるんですね・・・
プリザーブドフラワー アレンジメント「アーデン」は日比谷花壇で実際商品として販売しています。リバティプリント2012年秋冬の限定柄を使った花器のアレンジメントは特別感がありますね!
プリザーブドは可愛いくて、長期間楽しめる反面、小さいものが多いですが、こちらは生花と同じくらい存在感があり、プレゼントにも最適です。
リバティプリントプリザーブドアレンジメント「アーデン」
日比谷花壇
10,500円
花材:プリザーブドフラワー(バラ、ヒバ)、ドライフラワー(松かさ、野バラの実)、アーティフィシャルフラワー
サイズ:高さ 約25cm、幅 約24cm